バイオマスターと言えば、シマノの中級リールのド定番にしてロングセラーのリールです。
今回は13バイオマスターSW4000HGを1年間使用したので改めてインプレします。
※シマノの4000番はダイワの3000番台と同程度の規格です。
13バイオマスターと16バイオマスター
実は13バイオマスターの後に新モデルとして16バイオマスターが出ています。
今回紹介するのはバイオマスター4000HGなのですが、16バイオマスターではリリースされていません。
16バイオマスターは6000番台しかリリースされていないので、4000HGは13バイオマスターしかないという事ですね。
間違えないように注意してくださいね。
ちなみにHGというのはハードギアという意味です。ノーマルと比較すると一回転のライン巻取りが長くなります。
13バイオマスターを使ってみた感想
ドラグ性能は噂通り
バイオマスターと言えばドラグ性能に定評があります。
結果的に言うとドラグ性能は噂通りでしたね。シーバスやフラットフィッシュはもちろん青物にも対応できます。
しかもスムーズ。無理なく使えるなという印象です。
普通のリールだと、あまり無理して使用するとドラグがやられちゃいますが、このバイオマスターは良好ですね。
今まで使用してきたリールの中で一番調子が良いと感じています。
一度はブリがかかってシーバスロッドとバイオマスター4000HGで対応できたのはびっくりしました。
ロッドにパワーが無いので、ドラグを使いながらジワリとあげれたのはバイオマスターのおかげだと思っています。
しかも、巻心地が滑らかなのでストレスなく使用できています。
持ちやすい丸ハンドルが標準装備
意外と気になるのがハンドルノブです。
通な人はハンドルを丸ハンドルに変更して使用します。
慣れると丸ハンドルが手放せなくなりますからね。
しかし、このバイオマスターなら標準で丸ハンドルです。
若干小さい印象を受けますが使用感は抜群で、とても握りやすく巻きやすいの一言です。
細かい部分ですが嬉しいポイント。
何用に使うか?合わせるロッド
で!ですね、実際にどのターゲットに利用するか?という話になってきます。
バイオマスターはドラグ性能が良いのでライトショアジギングに使っているという人も多いんですが、逆に何でもいけます。
ドラグが良いのでランカーシーバスも安心のやり取りができますから、私はシーバスでも使用してます。
とは言っても!4000番だとライトジギングが限界でしょうね。
一応、ブリともファイトできますが本格的にジギングをするならタックルバランスを考えても6000番は必要です。
ラインの関係もあるのでそこは妥協できません。
どのようなロッドに合わせるか?と言う事ですが私の場合だと、ターゲットに合わせてロッドを変えて使用しています。
例えばシーバスゲームならヤマガブランクスのアーリープラス。
ライトショアジギングならDAIWAのラテオとマルチに使用しています。
どちらも中級ロッド。
他メーカーとの比較
比較と言ってもあまり参考になるかはわかりませんが、私の使っている15ルビアス3012と少し比較してみましょう。
ルビアスもダイワの中級リールでマルチに使用することができます。
【15ルビアス3012のインプレ記事↓】
バイオ4000 | ルビアス3012 | |
ドラグ | 最大11㎏ 実用5.5㎏ | 最大7㎏ |
ギア比 | 5.8 | 5.6 |
価格 | 2万円前後 | 2万円台 |
数字で見るとルビアスに比べてバイオマスターの方が価格も安く、ドラグもギア比も高いのでコスパに優れていると言えます。
性能に問題はありません。
しかし、ルビアスもATDのドラグシステムだったり、マグシールドの防水構造だったりと最先端のテクノロジーが詰め込まれています。
使ってみた感想としては、多少の無理をして使えるのはバイオマスターかなと思っております。
ルビアスも性能に優れているので釣り方やポイントによってバイオと使い分けています。
まとめ
中級ロッドの購入を考えているならバイオマスターを選択肢に入れても良いでしょう。
特にシーバスゲーム、ライトショアジギングをするならおすすめです。
防水性も問題なく今のところ不具合も出ていません。
やはり釣行後のメンテナンスは思っている以上に重要かもしれません。
※シマノのリールは専用のグリスとオイルでメンテナンスをする必要があります。