ルアーフィッシングにおいて、PEラインにリーダーを合わせるラインシステムが一般的です。
リーダーの太さはフィールドや狙う魚、PEの太さによって変わります。
ここでは基本的なPEラインに合わせるショックリーダーの選び方・合わせ方を紹介します。
まずは結論から言います。
結論
基本、リーダーの太さ(lb)はPEのlbと同程度に合わせると良い。
しかしポイントや狙う魚により太さは変わる。
これを前提に選び方を見てみましょう。
PEラインに合わせるショックリーダーの太さ
メインラインをPEとした時、合わせるリーダーは
PEの太さとPEとリーダーの結束部により変わります。
PEラインの結束部は主にFGノットが利用されています。
例えば、PE1号の強度は20lbです。
FGノットの結束強度は80%になるので、20lb×0.8=16lbとなります。
つまり、PEよりも結束部の強度が弱いという事になりますよね?
基本的にリーダーはこの結束部と同じかそれ以下の強度にすると良いと言われています。
FGノットの部分が弱いと根がかりするたびに結束部から切れるので
FGノットを毎回組みなおさないといけなくなります。
重要現実的なリーダーの太さ
しかし、理論的な数値と現場での数値は違います。
例えばメインターゲットをシーバスと考えた場合で、PE1号を使用したとします。
PEの強度は20lb、先ほどの考えだと16lbのリーダーを使用するのが理論的な考えですが、現実はそうではありません。
リーダーの大きな役割として根ずれ対策という点があります。
シーバスに根にもぐられた場合、16lbだと根ずれにより摩擦で切れてしまうかもしれません。
やはり最低でも20lbは欲しいというのがアングラー側の意見ですね。
PE1号の20lbならリーダも20lbという具合に合わせると丁度良くなります。
私の場合だと、PE1.2号24lbにリーダー5号20lbを使用しています。
(24lb-19.2lb-20lb)
数値的にはほとんど同じになりますが、計算してみるとリーダー側の強度が高い数値になります。
しかし、リーダーに傷がついているかもしれません。
よりルアーに近い部分に傷は入りやすいので、リーダーからほころびが出ます。
そう考えるとやはり20lbは必要です。
更に、フィールドにもより太さは変わります。
そこら中に岩が点在しているポイントでは確実に根ずれが起こると考えるべきです。
そのような場所では少しポンド数を増やす場合もあります。
※確実に根ずれで切れる場合は20~30lbの間で設定しています。
つまり、現実的なラインシステムを考えた場合
PE1~1.2号だとリーダーは20lb程度
を選ぶと良いという事になります。
根がかりした時に切れる場所
もしも、PE20lb、結束部16lb、リーダー20lbと考えた場合
根がかりしたときに切れるのは強度の弱い16lbのFGノットというのが理論的な数字です。
しかし実際は違います。
もう一つ重要な部分がスナップとリーダーの結束部、またはリーダーとルアーの結束部です。
根がかりした場合にリーダーとルアーとの結束部が弱いとそこから切れます。
理想としてはFGノット部分が切れるよりもリーダーとルアーとの結束部が切れる方がベストですので、ノットの結束部よりもルアーとの結束部の強度が低くなるように設定しましょう。
各結束方法はこちらのブログで丁寧に紹介されています↓
私の場合、青物以外は簡単に結べるクリンチノットを採用しています。
クリンチノットの強度は下記のブログを参考にしてみてください↓
参考 【実験・検証】強いノットはコレだ!ノット強度を比較テスト!まるなか大衆鮮魚
FGノット
PEとリーダーの結束方法はFGノットが一般的です。
適正な強度を出すためにも正しく覚えておきましょう。
【関連記事】
【基礎講座】PEラインとリーダーを繋ぐFGノットの結び方【関連動画】
おすすめのショックリーダー
おすすめのショックリーダーはVARIVASです。
メジャーで人気のあるリーダーなので、これを使っている人が多いですね。
信頼しているリーダーですのでこれを選べば間違いありません。