初心者はチニングにどのようなタックルを準備したらいいかわからないと思う。今回は私の使っているタックルとおすすめのものを紹介していきながら、チニングに必要なタックルの選び方を解説していくことにする。
ロッドの選び方
- 長さ:7ft~8ft
- ティップ:感度重視
- バット:パワー重視
- おすすめロッド:メジャークラフト
長さ:7ft~8ft
特にロングキャストを必要としない場合が多いので、河口や漁港などで使用するにあたり、取り回しの良い7ft~8ft程度の長さを選ぶと良い。
あまり長いロッドを使用しないことにより、疲れにくくなる。
その差は何g程度だが、長時間の釣りではその差が疲れに出てくる
ティップ:感度重視
ボトムでのチニングの場合は感度が非常に重要視される。
チヌのあたりは繊細で「コンッコンッ」とあたりの感度が弱い事が多い。
そのような、小さい当たりも拾えるようにティップ(先端部分)が柔らかい物が良い。
また、吸い込み系のチヌに対してティップが硬いとすぐに見切られてしまう。
比べてみればわかるのだが、ティップの柔らかさで感度がまるで違うのがわかる。
チニング専用ロッドだと、ルアーの動き、海底の障害物、小さな当たりまで、細かくわかり底取りに適している。
バット:パワー重視
チヌがヒットした時の引きは、結構強い。
そこで必要になってくるのが、ティップの繊細な柔らかさとは反対に強引に引き上げる事が出来るバット(ロッドの中間部分)のパワーが必要になってくる。
40㎝を超える良型だと、かなりのパワーが必要になることから、バット部分が弱いとそこから折れてしまう可能性もあるからだ。
チニングではシーバスもヒットする事も度々あるので、そこにも対応できるロッドを選ぶ必要がある。
おすすめロッド
私は、Abu GarciaのソルティーステージKR-X黒鯛 SKS-782PL-KRを使っているが、訳あって今はおすすめしていない。現在は最もポピュラーなメージャークラフトのクロステージCRK-782ML/をおすすめしている。
※現在は販売しておりません。
リニューアル商品↓
実際にソルティーステージよりも、価格も安くレビューも高評価だ。これ一本持っておけばトップでもボトムでもチニングは問題ない!
私の使っているロッド↓
【アブガルシア】ソルティーステージKR-X黒鯛 SKS-782PL-KRを購入したのでレビュー!
リールの選び方
- クラス:2000~3000
- 性能:ドラグ重視
- おすすめリール:15ルビアス2506
クラス:2500番
基本的に2000番~3000番クラスを選ぶのが主流になっている。個人的には2500番が丁度いいと感じているが、それは人それぞれだ。
チニングのリール選びとして重要になってくるのがドラグ性能だ。チヌの引きはサイズ以上に強く、ドラグ性能が肝になってくる。
おすすめとしては、イグジストやステラがいいのだが、高価なものなので初心者は中々手が出ないのが現状だと思う。
私がおすすめしているリールは15 ルビアス2506なのだが、使いやすく性能も十分すぎるほどだ。実際に私も使っているしこれがあれば、シーバス、エギングと多種の釣りを楽しむことができる。
ルビアスも少し高価なリールだがイグジストなどと比べると2分の1以下の価格だ。これからチニングを始めたい人でもこれくらいは用意しておいたほうが、長く使えるし安心して釣りができる。
15ルビアス2506のレビュー記事↓
15 ルビアス 2506を購入したのでレビュー!!
ラインの選び方
- メインライン:PE0.6~1号
- リーダー:特になし
- おすすめPEライン:東レシーバスPEパワーゲーム
メインライン:PE0.6~1号
チニングで使うラインはPEが主流になっている。今やチニングだけではないがほとんどがPEラインだ。理由としてはラインの太さに対して強度が強いからである。つまり、ナイロンよりも細ラインでそれ以上の強度があるという事だ。
感度を重視しているチニングにおいてラインのサイズ(太さ)を下げるという事は重要になる。
基本的にラインが細いほど感度がいいのだが、一般的にはPE0.6号~1.2号を使っている人が多いようだ。
個人的にはPE0.6号を使っているが、初心者はPE0.8号~1号で問題ない。
おすすめのPEライン
私はTORAYのSEA BASS PE POWERGAME0.6号150m巻を使用しており、150m巻なので15ルビアス2506の浅溝スプールに丁度よく巻ききる事が出来る。
8ブレイド製法により強度が高く、信頼性のあるラインだ。
東レシーバスPEパワーゲームレビュー記事↓
リーダー
リーダーに関しては特に当サイトでおすすめしているものはない。
好きなものを選ぶと良いが選び方として、メインラインとリーダーの強度を同じにする。もしくはリーダーの強度をメインラインよりも下げる事をおすすめしている。下記記事で詳しく説明しているので参考にして欲しい↓
その他必要な道具
フィッシュグリップ
チヌを素手で掴むのは危険です。必ずフィッシュグリップ(フィッシュキャッチ)を使用してください。