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ウェーディング・サーフに必須!初めて買う釣り用ウェーダーの選び方

シーバスフィッシングでのウェーディングやサーフでの釣行にはウェーダーは必須です。

絶対に必要かと言われればそうではありませんが、ウェーディングだと攻め込める範囲が広がりますので釣れる確率がアップしますし防寒にもなります。

サーフでも波で濡れるのを防いだりと釣りをやりやすくするアイテムではあるのですが・・・

夏場は暑かったり、動きにくかったりとデメリットもあります。

そこで、今回はシーン別に適したウェーダーの選び方をまとめてみました。

ウェーダーには種類がある

まずウェーダーと言っても種類があります。

  • ヒップウェーダー
  • ウェストハイウェーダー
  • チェストハイウェーダー

この3種類が主になります。

ヒップウェーダー

メリット身軽・安い

デメリット用途範囲は狭い

ヒップウェーダーは股下までの長さのものを指します。

主に水深が浅い渓流釣りでよく使われますが、ソルトでも使えるアイテムです。

サーフは波が打ち寄せるので足場が濡れて不安定で濡れたり砂で汚れます。

普通の靴で来る人はあまりいませんね。その代わり長靴で来る人はいます。

その長靴の延長だと考えれば良いでしょう。

例えば冬場は寒いので深く入り込む事はあまりしません。

しかも波があれば危ないので尚更です。

足元だけ濡れないようにするには最適です。

少し大きな波が打ち寄せてきても、入り込んでいない限り股上まで濡れるという事はほとんどありません。

簡易的に足元だけ濡れを防ぎたい人におすすめです。

しかも、他と比べるとトイレがしやすいというのが一番大きなポイントかもしれません。

その代わり、防寒という面では他2つと比べると劣ります。

そう考えると夏場で足元だけ入り込む場所ならヒップウェストが実用的です。

ウェストハイウェーダー

メリット釣りがやりやすく身軽・チェストハイよりも蒸れが軽減

デメリット決定打に欠ける

ウェストハイウェーダーとは腰までの高さのものを指します。

水深的にも膝上まで入り込むことが可能です。

腰まであるので上はレインウェアを着る事で雨・防寒対策は万全です。

更にトイレもしやすい。

ただし、リバーシーバスでのウェーディングには向いていません。(場所にもよりますけど)

基本的にシーバスのウェーディングは一般的にチェストハイです。

ちなみに、ナイロン製はすごく蒸れます。

サウナスーツ状態なので夏場だと「浸水したのか?」というレベルの汗をかくので、濡れたのか汗なのかわからなくなるレベルです。

※ヒップ・チェストハイも同様

チェストハイウェーダー

メリット安い・一番選ばれている

デメリット蒸れやすい・トイレがしにくい

チェストハイウェーダーは胸までの高さのものを指します。

腰上から胸下部まで入ることが出き、一番使われているタイプです。

胸まであるので安心感がありますし、河川でのウェーディングならチェストハイを選ぶと間違いありません。

波の高いサーフもチェストハイが良いでしょう。

一番暑くて動きにくく、トイレがしにくいですが、一番暖かく防水できてオールラウンドなのがチェストハイです。

初心者ならまずチェストハイをおすすめします。

素材について

素材は大きく分けて以下三つ。

  • ナイロン
  • 透湿防水素材
  • ネオプレーン

ナイロン製

メリット安くて防水に優れている

デメリット蒸れやすい

一般的に多くの人に使われているのがナイロン製です。

初心者や最初のウェーダーはこのナイロン製がオススメ。

安いのでウェーダーデビューしやすい。

透湿防水素材

メリット蒸れにくい

デメリット高い

透湿防水素材と言えばゴアテックスですね。

蒸れにくく高性能なので快適です。

その反面、価格が高いというのが特徴。

ベテランや道具にこだわる人はこの透湿防水素材を選んでいます。

ネオプレーン

メリット温かい

デメリット冬仕様

ウェットスーツにも使用されている素材で保温性に優れており丈夫というのが特徴です。

主に冬に使うものでオールラウンダーとは言えません。

ブーツorストッキングと靴底

更に細かく言えばブーツタイプとストッキングタイプがあります。

ストッキングタイプとはその上に更に専用のウェーディングシューズを履きます。

一般的なのはブーツタイプで、ストッキングタイプは動きやすいですが別に専用のウェーディングシューズを購入しないといけないので初心者におすすめはしていません。

その代わり、お金は掛かりますが、動きやすくてカッコイイというのが特徴です。

ブーツタイプとは靴と胴体が繋がっているものを指します。

初心者にはこれがおすすめです。

靴底の種類について

その中でも注目してほしいのが靴底なんですが、それぞれのフィールドに適した選び方があります。

靴底にはの以下、3種類がメインです。

  • フェルト
  • フェルトピン(フェルトスパイク)
  • ラジアルソール(ゴム)

フェルトタイプ

フェルトタイプはそのままの通りです。フェルトピンのピンがないタイプ。

フェルトピンはピンで滑ることがありますが、それがなくなります。

ピンで滑りやすいゴロタやテトラポット、海苔や海藻のついたコンクリートに強いのが特徴です。

フェルトピン

磯や岩場など海藻や濡れた海苔が付着しているところにはフェルトピンがおすすめ。

滑りやすい海苔やコケでもピンとフェルトでしっかりホールドしてくれます。

凹凸の激しい場所でもピンがしっかり引っかかってくれます。

逆にツルツルした石の多いゴロタやテトラポットのようなコンクリートはピンが滑りやすいという特徴もあります。

ラジアルソール

ラジアルソールが主に使われるのはサーフです。

フェルト系だとサーフでは砂や泥がついて汚れますし水を吸って重くなります。

全く特性を生かせませんし、ゴムの方が実用的です。

ゴムなら水洗いで砂もすぐに落ちるので楽ですし動きやすいので、サーフオンリーならラジアルソールがおすすめ。

※その他スパイク・ハイブリッド(ラジアル×フェルト)等ありますが割愛します。

初めてのウェーダーは安いもので良い

ウェーダーって結局靴とかと同じで消耗品です。

皆さん声を揃えて言うのが

「穴が開いたら終わり」

という意見。

「穴が開いても修復して使います!」という人もいますが、めちゃくちゃ小さい穴は見つけづらいし諦めがちですよね?

しかも、私の場合は靴底に小さな穴が開いていたようで修復不可能と見ました。

いくら高いウェーダーを買っても穴が開いたら終わりとはそういう事です。

ベテランアングラーの意見も同じです。

「初心者や最初に買うべきウェーダーは一番安いやつで良い」

とよく言われますので私はそれを信じて安いやつを買っています。

ただ個体差もあるので1年持たないものもありますが十分に価値はあります。

高いウェーダーは玄人向け

高いウェーダーって3万円くらいするんですよね。

とにかく機能性にこだわっていて、蒸れないとか耐久性に優れているとか・・・

一般的なアングラー目線からしたら高級品です。

結論から言うとこの高級ウェーダーは玄人向け。

初心者から中級者は安物のウェーダーで十分です。

見た目が・・・とか、機能が・・・とか、本当に本当に本当に欲しくなったら買いましょう。

ウェーダー買うよりもロッドを買ったほうが良いと私は思う派ですから。

結論

【チェック項目】
  • 長さと種類
  • 生地の素材
  • 靴かストッキングか
  • 靴底の種類
  • 値段
【おすすめの一本】
  • チェストハイ
  • ナイロン
  • ブーツタイプ
  • フェルト(サーフならラジアルソール)
  • 最安価

再度言いますがここでは初めて買うおすすめのウェーダーという事で解説しました。

個人的に磯や岩場ではシューズタイプを使いますのでウェーダーはフェルトタイプを使用しています。

自分のよく行く釣り場に合わせて選んで見てください。

この記事が参考になると幸いです。

【フェルト×ラジアル】

【ラジアルソール】

【↓シューズタイプのフェルトピン】

【インプレ】安いと言われるフィールドエクストリーマーのフェルトスパイクを買ってみたのでレビュー!

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